さらなりんは文房具が大好きです。その周辺のものにも興味があります。
たまたまネットで見つけた「モーニングノート」という文字にとても興味を惹かれました。
「モーニングノート」
すでに知っている人は知っているその言葉。
その通り、朝に書くノートの事です。
「モーニングノート」または「モーニングページ」ともいうようですね。
ジュリア・キャメロンさんの著書「ずっとやりたかったことをやりなさい」に出てきます。
毎朝、思いついたことを書くだけで人生が変わるほどの思考や行動力を手に入れられるという魔法のような文句が並ぶステキなノート。
単純なさらなりんはふわふわと引き寄せられてしまいました。
必要なもの
① ノート
② 書くもの、鉛筆、ペン、万年筆…
文房具沼の住人ですから、用意はすぐにできます!
ノートはどれにしようかな?ペンはどんなものが良いかな?
考えるだけでわくわく♬
一先ず、こちらを引っ張り出してみました。
本来ならA4サイズのノートが良いということですが、さすがに持っていませんでした。
物は試し、なので大きさは一先ず考えないことにします。
というのも、システム手帳のリフィルとして6穴を開けて使っているからです。
システム手帳なら枕元に置いていても邪魔にはなりません。
そう「モーニングノート」なので朝書かねばならないのです。
「モーニングノート」のルール
①朝起きてすぐに、3ページ書くこと。
②内容は頭に浮かんだことならなんでもOK。
③手書きで書くこと。誰にも見せないので字は適当で良い。
さて、さっそく書き初めて最初の難関がやってきます。
「時間」
眠たい目をこすりつつ、何も考えずひたすら1枚目を埋めます。
いつもより字が小さいためか、1枚目を書き終わるまでに10分かかりました。
朝の5分は夜の1時間…。
ここで頭を抱えます。
書くために多少早起きはしましたが、1枚=10分、3枚=30分となるとさすがに朝の時間の使い方を見直さなければなりません。
ここで「1枚表裏だけ書く」という独自ルールを発動しました。
一先ず、何かを書けばいいんでしょ~♬
そんなお気楽でいいのか、先が思いやられます。
「何を書くか」
いや、こっちが先のような気がしますが、普段から手帳を書くことに慣れているさらなりんはあまり抵抗がありませんでした。
しかし、それも3日目辺りから書くことがなくなってきます。
まだ、頭が働いていないこともあるかもしれません。
思い浮かぶのは過去の事ばかり。
「モーニングノート」は思い浮かぶことを取り留めなく書いても構わないので、その通りにしていると何だか不安だらけ、愚痴だらけ、昔の心の傷をさらにえぐっていくようなことになってきました。
おかしい…。どこが人生が変わるほどの思考や行動力を手に入れられるという魔法のノートだというのだ。
現状
続けて10日が経ちました。
「モーニングノート」体験者たちの感想を見ると早い人で2日目辺りから効果を感じるといいます。
思いのまま書き進めるので瞑想と同じ効果がある、自分を見つめなおすことが出来る、思いもよらないアイデアが浮かぶ…。
残念ながら、今のさらなりんには上記のような効果を感じることが出来ません。
何故だか書き終わっても、ぐったりとして身体がだるく、気分もどんよりとしています。
まだ、早起きに慣れないだけなのかもしれません。
あとは書いている内容のせいでしょう。
本の中では「8週間は読み返すな」と言いますが、書いたことは消えません。ぼんやりと頭に残り続けます。
さらなりんはまだ過去の失敗や経験を引きずっていることを強く認識させられました。
新しい朝が来たのに、過去を向いたままでした。
これではいけない。
確かに本の中では「愚痴でもネガティブなことでも…」とありますが、朝から暗いことを考えることは身体にも心にも良くない。
ちょうど、今朝、そう気が付きました。
こうなったら気分が明るくなるようなことを書こうと思います。
例えば、宝くじが当たって5億円が手に入ったら?旅行に行くなら?美味しいものを食べるなら?好きな手帳を好きなだけ買えるとしたら?大きさは?重さは?リフィルは?万年筆は何を買う?インクはどんな色?…。
(結局、文房具にたどり着きます)
自分の気分が上がるものを書くのはどうだろう?
こっちのほうが気持ちよい朝を迎えられるような気がします。
…「モーニングノート」の趣旨から離れていっている気がしないでもないですが。
脳のデトックスともいう「モーニングノート」ですが、具合が悪くなるようなら内容を変えていってもいいのでは?とお気楽に考えます。
さて、これからしばらく続けてみます。
効果についてはまた、検証したいと思います!
今年も100日を切りました。
年末まで何かにチャレンジしてみませんか?
さらなりんと一緒に「モーニングノート」なんていかがです?