さて、2日目は早朝より伏見稲荷大社へ行くことに決めていました。
というのも、京都駅に近いホテルにしたのもこのためです。
伏見稲荷大社へはJRで二駅、乗車時間の5分ほどです。
気合入れたのですが、前日の疲れもあり乗るつもりだった電車には乗れず…しかし、電車はわりとすぐにあるので安心してください。
駅から伏見稲荷大社はすぐです。目の前なので迷う心配はありません。
着いたのは朝の7時前です。
伏見稲荷大社の紹介ページには早朝が良いとあったので張り切りました。
時間帯が時間帯のため、観光客より地元の方のほうが多い印象です。
伏見稲荷大社といえば千本鳥居です。
すでに雰囲気が凄いです。
朝の冷えた空気といい、神聖で人を寄せ付けない空気が漂います。
狭い所がちょっと苦手なさらなりんですが、せっかく来たのでと先を進みます。
せめて四ツ辻までは行こうと思っていました。
四ツ辻には俳優、西村和彦さんのご実家の茶屋があるとのことです。さらなりんが訪問時は開店前でしたが、そこから見える京都の町並みは絶景だと聞いていたのです。
が、がですよ。
根上がりの松を過ぎたあたりから周囲の雰囲気ががらりと変わります。
森も深くなり、日が差さなくなり、辺りも暗く…。
時々、人が通るのですが、それでもひんやりした空気に段々心細くなってきました。
最終的に熊鷹社をお参りして引き返すことにしました。
このあたりの薄暗さと言ったら!
人が少ない時間を狙いましたが、ここまで辺りも暗いと場所が場所なだけにとても耐えられませんでした。
今後の課題として残しておこうと思います。
境内には猫がいました。
熊鷹社から戻る際、私を慰めてくれました。
帰り道の案内通りに進むとあっという間に本殿の脇に出てきました。
行きにあんなに鳥居をくぐったのに、戻ってくるのはあっという間。
本当に何か異世界に踏み入れた、そんな印象の伏見稲荷大社でした。
そこから一度、京都駅まで戻り、朝食。
ホテルで休憩後、今度は宇治まで向かうことにしました。