さらなりん雑記

文房具と和楽器バンドと打首獄門同好会と日記と…。

公園の定義について考えてみたよ。

さらなりんはPikumin Bloomのアプリを楽しんでいます。

以下からその内容の記事を読めますので、よろしければどうぞ。

 

 

saranarin.hatenablog.jp

 

 

Pikumin Bloomは歩かないことには何も始まらない、体力気力が必要なゲームです。

普段、行動範囲の狭いさらなりんに対して中々、過酷な挑戦をしてきます。

1月22日は一万歩…。

 

そんな中ですが、昔から気になっていた場所に行ったお話をしたいと思います。

詳しい場所は個人情報の観点から控えさせていただきます。

ご了承ください。

 

小学生のころから気になっていた○○公園(仮)。

実家の窓からも見えるこんもりとしたお山?丘?樹が生い茂るその場所に踏み入れることがないまま早幾年…。

 

家から見えると言っても、その場所は2キロ近く先にあり子ども足で遊びに行く距離ではありませんでした。

何より、公園なら実家のすぐそばにあるので全く縁がなかったのです。

 

しかし、学校やら何やらで時折耳にするその○○公園(仮)の存在は気になっていました。

学校の休み時間に昨日そこで遊んだという声も、そこで誰かと会ったという話も聞こえてこない公園…。

きょうだいの誰も行ったことのない場所。

なのに、何かの目印に使われる○○公園(仮)

 

謎が謎を呼ぶ、謎なゾーン。

 

ピクミンたちを育てるために、行ってみようではありませんか!

 

そう思い立ち、向かうことにしました。

 

結果、「公園」とは何ぞや?と首を傾げる結果となりました。

前置きが長くなりましたね。

 

一先ず、○○公園(仮)に向かうと膝が付くんじゃないかと思うほどの急こう配の坂を昇る必要がありました。

大通りから離れてはいますが、辺りは住宅街。よく見ればセコム入っていますな御宅が並んでいます。

高さがあるので、恐らく景色が良いのでしょう。止まっている車も高級車ばかり。

うん、車がないと毎日、歩いて上がるのは無理だ。

 

程よく、汗をかきつつ坂を昇りきれば目の前に森が登場。

どうやら目的地のようだけれど、入り口が見つからない。

落ち葉で判別しにくい階段が隙間にあり、山の上へと続いていました。

 

あーここは、永遠に謎のままにしておくべきだった。

そう察したところでもはや手遅れ。

後ろを振り返れば、お尻が付きそうな坂を下らなくてはいけません。

ただのくたびれ儲け、では悔しいのでその階段を上ることにしました。

 

落ち葉に覆われた階段は一歩間違うと滑ってしまいそうなほどで、手すりもないその場所をゆっくりとえっちらおっちら上がります。

階段の先はどうやら開けた場所に出るようなので、そこだけを目標にします。

見上げるほど高い木々からはしきりに鳥の声が聞こえて、侵入者を威嚇しているようです。

あぁ、こわい。

 

土曜日の昼間だというのに、人気がないのです!

○○公園(仮)もその周辺の住宅街も!

スマホの電波は届いているようなので、もしもの時は何とかなりそうですが、○○公園(仮)を訪れた理由が、「前から気になっていたから」もしくは「ピクミンたちを育てるため」なんて答えて呆れられそうでますますこわい。

 

ひと通り、妄想を繰り広げて頂上と思わしき場所に立ちます。

 

 

言葉もありません。

 

遊具もありません。

 

広場もありません。

 

「公園」ってなあに?

 

 

 

子どものような問いかけを宙に投げかけても当然、答える声はありません。

聞こえるのは鳥の鳴き声。

 

 

帰るか。

 

 

頂上を見回すとさらなりんが上がってきた方とは違う場所に手すり付きの階段を見つけそちらから下ることにしました。

支えるものがないととても歩ける気がしなかったからです。

 

 

その○○公園(仮)は種別的には「街区公園」となるようです。

6,600㎡以上あり、「自動車やバイクを乗り入れてはいけません」とありますがバイクはオフロード仕様とかじゃないときっと無理。いや、ダメなんだけど。

「はり紙や広告物をとりつけてはいけません」とありますが、誰かが見ることもなくゴミとなってしまうでしょう。だから、止めておくのが正解。

地面は落ち葉、枯れ葉だらけなので、花火なんてしたらあっという間に火事になります。山の上で魅力的ですが、確実におのれの身も犠牲となるでしょう。

 

「街区公園」は国土交通省によると「もっぱら街区に居住するものの利用に供することを目的とする公園で誘致距離250mの範囲内で1箇所当たり面積0.25haを標準として配置する」もののようですよ。

かつては「児童公園」など呼ばれたこともあるそうです。

 

○○公園(仮)で児童が遊ぶことは推奨しません!

 

大人の目が届きません。

いや、大人だって一人だったら充分怖いです。

昼間でこれなら、夜なんか…。

家に帰って撮った写真を確認すると街灯はあるようです。

 

 

行政で決められた公園だとはいえ、避難にも使えなさそうで子どもたちが遊ぶのにも向かなそうな公園っていったい何でしょうか…。

 

たぶん、本当にほったらかしておくと益々犯罪等に使われそうなので、定期的に手が入る公園としたのだと思います。

きっと、そう。

住宅街の中に謎なものだけど、公園にするとしか選択肢がなかったのでしょう。

 

ある意味、謎が解けたのかもしれません。

公園って景色を楽しんだり、子どもたちが遊んだり、また災害時の避難場所だったり、集合場所だったり。

 

自宅の傍の公園は何がありますか?

今はネットで地図を確認できますが、実際に歩いて見に行ったことはありますか?

 

このご時世、念のため実際に歩いてみることをお勧めします。