さらなりん雑記

文房具と和楽器バンドと打首獄門同好会と日記と…。

和楽器バンド 箏担当 いぶくろ聖志さんが福岡に来たる!!

さて、さらなりんは和楽器バンドを推しています。

 

そんな中Twitterで流れてきた「いぶくろ聖志さん ミニライブ&ワークショップ開催」のお知らせ。

場所は福岡市西区にあるイオンモール福岡伊都内にあるヨシダ楽器伊都店です。

ここは和楽器バンドの西の聖地と言われています。

(東の聖地はどこ…?)

 

福岡空港博多駅、天神のどこからでも電車一本で行くことが出来ます。

筑前前原(ちくぜんまえばる)」行きに乗ればね。

 

筑前前原(ちくぜんまえばる)はこちらの人は普通に読めると思うのですが、慣れない人には違和感があると思うのでそこだけ気を付けてくださいね。

(かつて友人にまえはら、まえはら、と言われて何のことか見当が付かなかったさらなりんです)

 

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ヨシダ楽器さん

ここから見ると普通のCD&楽器屋さんですが、これがもう少し右に行ったショーケースの中は和楽器バンドメンバーの使用楽器やコメントが載った雑誌が飾られています。

 

また、その先にライブ映像やMVが流れるテレビ画面がありました。

 

店内の奥はかなりの広さを和楽器バンド関連グッズ、使用楽器類、訪問するメンバーのサイン、昔ゲームセンターにならんだぬいぐるみなど所狭しと並んでいます。

その上にある大画面には大新年会の様子が流れています。どこからか和楽器バンドの曲も聞こえています。

 

圧巻?なのがヴォーカル鈴華ゆう子さんのほぼ等身大パネルです。

そっと手を繋いで写真を撮りたかった…。

(一人で行ったからさぁ~)

 

そんなヨシダ楽器さんで行われたいぶくろ聖志さんのミニライブ&ワークショップ。

開催は4年ぶり?くらいだそうです。

さらなりんはタイミング悪くて参加できなかったんですよねぇ。

 

さらなりんは今回こそと思ったものの、相変わらずどこか抜けているためうまく応募できず、問い合わせフォームに入力していた電話番号からヨシダ楽器さんが連絡して来てくれました。

「まだ、お席の用意ができますよ」

あぁ~神の声が聞こえます(;´Д`)

整理番号が最後のほうになりましたが、参加できるだけで幸せです。

 

 

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こんな感じです。

さすがにご本人さんのお写真はNGです。

しかし、距離が近い近い。

コロナ対策で椅子に間隔があるものの、ホールコンサートでもこんな位置にメンバーを見たことありません!

しかも、いぶくろさんは大抵、ステージの奥にいますから前面に出てくるなんて稀です。

 

スタジオ内でお客さんは50人強といったところでしょうか。

いぶくろさんが現れるといい香りがしました。

…おしゃれ男子ですねぇ。

 

距離も近いので和やかの空気で話が始まります。

ミニライブ&ワークショップといいますが、次の曲の調弦をしながらその作曲エピソードや物語を話し演奏、また、途中にQ&Aを挟みつつ、調弦をしながら曲に関する話をするという感じで流れます。

 

何より面白かったのが、解説付き「千本桜」箏パート演奏です。

「べに(津軽三味線担当)頑張ってるな~、黒流さん(和太鼓&掛け声?担当)叫んでるな~、大さん(尺八担当)吹いてるな~で(箏が)入る」

(多少の覚え間違い有ります、すみません)

 

2番の頭でフロント5人が集合しているのに密かに参加しているとか、津軽三味線の裏で「千本桜」の原曲のキーボードを再現しているとか貴重なお話が聞けて、すぐにでも「千本桜」の映像を確認したくなりました。

(家路につくときにウォークマンで聞きましたけどね!)

 

また、象牙の爪の話も興味深かったです。

箏は使っている道具が昔から変わっていないこともあり、現在のワシントン条約に引っかかるものがあるようです。特に象牙は貴重で、輸出入が禁止されており、かつて協会が買いまくってため込んでいたものを流通させているので、数に限りがあるとのことでした。

 

箏に使う柱をヤフオクで買ったというエピソードは凄いですね。

(現在は取引禁止になっているそうです)

 

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木目も綺麗

終演後、箏を見てよいと言われて近づくことが出来ました。

何か木目がキジ猫の背中の模様みたい…など少々不謹慎なことも思いつつ、箏の大きさに怯えます。

 

実際に和楽器バンドでは25弦の箏を使用しているので、今回の箏は半分くらいの大きさなのだそうです。これを東京から福岡まで持ってくるだけでも大変だったことでしょう。ありがたくて拝みたくなります。

 

箏は基本、女性が弾く楽器です。

それだけではないでしょうが、いつもより環境が違うこともあり演奏中に箏が動いてしまっていました。力の入れ具合が難しいのでしょうね。

弾いている時の背筋がピンと伸びたところと腕から指先にかけての美しさは本当に素晴らしかったです。

 

いぶくろさんの技法は正式な箏とは違うところも多いとのことでした。

ロック調の曲を弾くためには仕方ないことかもしれません。それだけまだまだ箏には可能性があるのでしょう。

これからのいぶくろさんの活躍に期待が高まります。

 

他に去年行ったたる募金の話や爪の選び方や曲の途中で爪が飛んだエピソード(しかも今回実際に飛びました)、イランに演奏に行った時の話など本当にわずかな時間で受け取る情報の多さにさらなりんは目が回りそうでした。

 

あぁ、行けてよかったと今でも胸が熱くなります。

 

行くのがうれしくてこんなものを作ったのですが…。

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あはは

あまりに慌てて作ったのと恥ずかしくて渡すことも出来ずに持ち帰りました。

(ほら、コロナだからさ、差し入れとかダメじゃん??)

 

ここにそっと置いておきますね。

 

 

さて、早速ですが、来月は和楽器バンド尺八担当の神永大輔さんが今回と同じ場所、イオンモール福岡伊都、ヨシダ楽器伊都店さんにいらっしゃるそうです!

またまた、貴重なお話が聞けるかもしれません。

 

今から楽しみです。

 

 

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