さらなりん雑記

文房具と和楽器バンドと打首獄門同好会と日記と…。

和楽器バンド、ヴォーカル鈴華ゆう子さんが休養に…

さらなりんはWGBこと和楽器バンドを応援しています。

 

現在、和楽器バンドは全国ツアー中です。

今回のライブは少し、特別です。

ツアー開始前にヴォーカル鈴華ゆう子さんが結婚、妊娠されていることが発表されました。

 

その上でのツアー決行はかなりのリスクが伴うことは懸念されていました。

結果、9月22日に体調を崩して入院中であること、以後のツアーは参加しないことが決定となりました。

 

公式サイトでは鈴華ゆう子さんが出演しないことによるチケットの払い戻しを受け付けが始まったようです。

払い戻しには期間が決められていますので、詳しくは公式サイトをご確認くださいね。

 

バンドにとってヴォーカルが不在であることがどれだけ影響するか、想像するだけで不安しかないでしょう。

ツアー開始前から話し合いが行われていたようですが、参加を決めたファンの間でも可能性を考えない人はいなかったと思います。

 

妊婦が約2時間ステージで歌うことの大変さを想像できない人はいないでしょう。

しかも、全国各地を回りながら、慣れない環境、知らない土地で不安定な状況にもかかわらず、いつもと同じもしくはそれ以上のパフォーマンスをしなくてはいけないプレッシャー。

どれだけストレスがかかっていたか、それが身体に及ぼす影響は分かっていたことでしょう。

 

スタッフもメンバーもカバーしていたけれど、相手は妊婦。鈴華ゆう子さんは年齢非公表ですが、最年少というドラム担当山葵さんよりは年上らしいので、もう分かりますね。

さらなりんは年齢に関しては厳しく言いたくはありませんが、この「出産」に関してはどうしても切り離して考えることが出来ません。

 

今は医療も発達して、以前より環境が整っているといいますが、人ひとり産むこの奇跡には年齢という呪縛が付きまといます。

 

 

ただ、母子ともに健康であることを祈るのみ…。

この一点しかありません。

 

 

鈴華ゆう子さんが休養するにあたり、色々な情報や意見が飛び交いました。

何しろ、ヴォーカルが不在という衝撃的な事態はバンドとして致命的です。

 

しかし、これを覆すことが出来るのが和楽器バンドの凄いことです。

いつもは欠点とも言われる大所帯であることがここは救いとなります。何しろ、全員それなりにバンド経験がありヴォーカル担当であったという人もいます。

そう、ギター担当町屋さん、ベース担当亜沙さん、和太鼓黒流さんは歌えるんです!

津軽三味線担当の蜷川べにさんも喉を潰してしまったそうですが、民謡経験者です。

ドラム担当山葵さんも「ボカロ三昧2」ではコーラスを担当しています。

歌える人が複数人いるという強みがあります。

 

和楽器バンドは他のバンドとは違うのはこういうところかもしれません。

皆、それぞれの道でかなりの実力を持っている唯一無二プロのミュージシャン。

自分の担当楽器以外でも見せ場をちゃんと持っています。

 

今回のツアーは「ボカロ三昧2」収録曲「キメラ」が唯一撮影可能となっています。Twitterではすでに動画がUPされていますので、誰でも見ることが出来るでしょう。

 

ステージ上がどうなっているか、ネタバレにもなるのでここには書きません。

 

けれど、そこにはゆう子さんがいます。

ちょっと不吉かもしれないけれど、ステージ上は7人だけど、和楽器バンドは8人なんだな、と確信します。

 

さらなりんは福岡公演に行きます。

ファンであるさらなりんが出来ることは、買ったチケットでちゃんと席を埋めること。

グッズを買うこと、ライブを思いっきり楽しむこと、それを発信すること…。

 

ゆう子さんが元気になった時に戻って来れる場所を作るのはファンのみんなにしか出来ないことです。

このツアーを成功させて、次のツアーに繋げる。

そうして、こういうこともあったねーと話せる時が来ますように。

 

 

もし、可能なら…。

ゆう子さんのお顔を拝見したい。

ビデオで良いから、メッセージとかないかなぁ~なんて欲深いことを考えたりします。

 

来週はいよいよ、福岡公演のチケット発券日です。

下手を!どうか下手をお願いします!

 

今から、ローソンを通るときはそう願おうと思います。