博多阪急でぼんやりと通行人を眺めている時に、耳に聞こえてきたのは「チムチムチェリー」。
行き交う人々は誰も気にしている風ではありませんでした。
しかし、その「チムチムチェリー」は明らかに何かを伝えようとしていることが分かりました。
百貨店では外の天候が分からないため、店員たちに知らせる曲があるそうです。
雨が降ると購入品が濡れないようにカバーを掛けてもらったり、声掛けが変わったりしますよね。その合図だそうです。
ちなみに雨が降っているというサインの曲は
「雨にぬれても」…映画『明日に向かって撃て!』より
「雨音はショパンの調べ」
「悲しき雨音」
雨に関わる曲が多いようですね。
ちなみに雨が上がった場合は
「サンシティ」
「ドレミのうた」
雨が上がった後、清々しい気持ちにさせてくれる曲が多いようです。
この選曲は百貨店ごとに決まりがあるようです。
バイトで百貨店に勤めていたよって人なら詳しいかもしれませんね。
さらなりんが聞いた「チムチムチェリー」はミュージカル映画「メリー・ポピンズ」で使われ、「煙突掃除人に会うと幸せになれる」というイギリスの古い言い伝えから発想を得た曲になります。
映画の中でも屋根の上で大勢の煙突掃除人たちが歌って踊るシーンで使われます。
どうやら天候には関係ないように感じます。
「煙突掃除人」⇒「掃除」⇒「クリーンタイム」??
新型コロナウイルスの事もありますから「消毒」もあるのかもしれません。
イオンモールなどでははっきり「クリーンタイム」とアナウンスが流れますが、さすがに百貨店ではそれはないようですね。
百貨店やスーパーのBGMに気を配ると、意外な発見があるかもしれませんね。
しかし、その場にいたさらなりんはぼんやりしすぎてその時の店員さんたちの動きを全く見ていませんでした…。無念。