さらなりん雑記

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文房具沼の住人 第155話 刹那的太字ブームを乗り切る

さらなりんは文房具をこよなく愛しています。

 

文房具の中でも欠かすことができない筆記具。

メーカーの種類だけでなく、同じ商品でもインクの太さで書き味が変わってきます。

 

さらなりんは、ジェットストリームやuni-ballを使うことが多いのですが、そういう中でも選ぶ太さは「0.38mm」が中心です。

細字に分類される太さは手帳を書くのにちょうど良く、文字を小さく細かく書くことに向いています。

 

そんなさらなりんですが、なぜか突然に太字ブームが起こります。

「太字のメリット」として

・高い視認性

・重厚感

などがあります。

 

手帳やノートの中でも目を引くため、日付や題名だけでも太いペンを使うと引き締まった感じがします。

 

また、個人的感想として、インクの出がよすぎるため

・字を書くスピードが普段より下がる

ことが挙げられます。

 

これは画数が多い文字を太いインクで書くと見にくくなるので、文字を崩さないように1文字1文字、時間をかけるようになります。

結果、普段より字が丁寧になるというメリットもあります。

 

我が家の太字ペン

 

太字、といいつつ、さらなりんは細字派ですので、0.5mmでも十分に太く感じます。

 

書き比べ

SARASAはインクを入れ替えましたので、外身と異なります。

(軸が好みでしたので捨てられず…)

 

・ILMILY PILOT

ゲルインキボールペン ハーブの香り付き(イランイラン)

限定商品なので、現在は店頭にほぼないかと思います。

去年の秋辺りに発売され、時間が経っていることもあり香りはかなり薄れています。

さらなりんが持っている「イランイランの香り」は「いつもより頑張った日の夜に」というコピーが付いています。

 

YouTubeで見かけ気になり、店頭で試筆するものの、マスク越しでは香りがよく分からず購入しました。

気に入っているのは、黒インキの濃さです。

0.5mmとありますが、それよりも太く感じます。粘度もあるのか「ねちょっ」とした感触もあります。

個人的には軸がやや細く、後端ノックのところが筆記するたびに振動するのか音が気になります。これは癖による部分が大きいかと思います。

 

しかし、さらなりんの刹那的太字ブームの乗り切るには一番満足するペンになります。

予備としてペパーミントの香りも購入済ですが、早く使わないと香りが飛びそうでびくびくしているのは秘密です。

 

 

・Juice  PILOT

ILMILYと同じPILOTの商品です。

カラフルで発色の良いゲルインキボールペンです。

書き出しからハッキリ書くことができて、インキの乾きも早いという特徴があります。

 

…Juiceのシリーズが以前より気になっていて、セールになっているのを買いました。

JuiceもILMILYと変わらず、振動音が気になってしまいます。

これはもうさらなりんのペンの持ち方、筆記の癖と思われます。PILOTさんのせいではありません。

 

インキの色は落ち着いたコーヒーブラウン、好きな色なので使い切りたいと思っています。

あと、初めて知ったのですが、ILMILYとJuice 、クリップに穴が開いており、そこにストラップやアクセサリーが付けられるようになっています。

仕事の場面や学生さんでも外で急に筆記が必要になる場面が多い方には、役立つかもしれません。

 

SARASA  ZEBRA

その名の通り、さらさらとした書き味のジェルボールペンです。

インクの色も定番からビンテージカラー、デコシャインカラーと個性豊かな品揃えは他にはありません。

 

個人的には軸も太目で、ゴム部分も持ちやすく重宝しています。

書くことで起きる振動音もなく静かで、商品名の通りさらさらと抵抗なく文字を書くことができます。

もっと早く出会うべきだったと後悔しています。

 

使い切った銀の軸に気になる色の替え芯を入れて使用中です。色が豊富で替え芯がちゃんと用意されている安心感は信頼できます。

 

uni-ball one F 三菱鉛筆

このシリーズは軸色はテーマに沿って作られています。さらなりんは「霜柱」と「花霞」の軸を上下付け替えて使っています。軸の色によってインクの太さが違いますのでご注意ください。そして、インクは全て「黒」です。

 

インクは新技術ピーズパック顔料という新しいもので、記憶に残りやすい効果があるゲルインクボールペンになるそうです。

軸も低重心で安定した書き味を実現、という事で他のものに比べ重さを感じます。

 

uni-ball oneのシリーズはカラフルなものあり、書き味重視のものありと持つ人に合わせた商品が立て続けに発売されています。

出ると一先ず買ってしまうおそろしい魔力を持っています。

 

個人的には軸にラバーを付けていただければ、もっと使いやすくなるのにと思っています。

uni-ball oneにはあるラバーが「Fシリーズ(テーマ性のある軸色と低重心)」「Pシリーズ(低重心と軸が短くころんとしたフォルム)」にはなく、重さで指が滑るような気がするのです。

 

インクの濃さや筆記時の滑らかさ、ちょっとしたガリガリとした書いている感覚は好きなので、強調したい文字を書くときに使っています。

 

 

以上のボールペンを駆使し、刹那的に訪れる太字ブームを乗り切っています。

本来なら太字なのでインクの減りが早いはずですが、あまりにブームが短いため今のところ使い切ったものはありません。

しかし、ボールペンは増えていくミステリー。

 

 

今日はどのボールペンを使いますか?

太字?細字?

自分の気分にあった筆記具を選んで楽しんでくださいね。

それでは。