1.和楽器で色々弾いてもいいじゃない。
初めて彼らを見た時、ボカロをカバーしていました。
ボカロと言えば、どれだけ言葉を詰め込むの?とこちらが聞き取れないほどの言葉の歌詞が組み込まれていることもしばしば。
それを人間が歌うとどうなるか、挑戦したのが和楽器バンドでした。
バンドだけでなく、和楽器も参加した音で表現する。
面白いなぁと感心しました。
2.和太鼓の魅力
和太鼓を聞く機会って限られていませんか?
お祭りに神事、後はお相撲?
音は大きくて体の中まで反響する感じは独特のものがあります。
しかし、和太鼓にそれほど興味がなかった私はその種類の多さや音の深さに驚き、音楽に落とし込まれたその音色にすっかり魅了されました。
奏者の黒流さんの人柄もあり、今では和楽器バンドの歌詞は彼の掛け声込みだと思っています。
3.曲の幅
ロック調からバラード、ジャズ調も和楽器が入って違和感がありません。
それは不思議なほどです。
尺八の表現する疾走感は類を見ません。
三味線の一撃の強さは芯に刺さります。
箏の優美さに並ぶものはありません。
和太鼓はいつまでも残響します。
この和楽器たちは何でしょう?それらが、本来のバンドのギターベースドラムを席巻します。
また、ヴォーカルが詩吟の師範であることもあり歌い方も曲によって変えることが出来ます。その強みを是非、体感していただきたい!
4.ライヴでの多彩なパフォーマンス
今は上手に言葉を見つけられないけれど。
ライヴに初めて参加したとき、ただ、アルバムに収録されている曲を再現するに留まらないパフォーマンスに驚きました。
詩吟であったり、ドラムと和太鼓のバトル、ギターベースだけの激しい曲。
確かにバンドの人数や楽器が多いので幅広くお客さんを楽しませることが出来ます。
宗像大社での奉納ライブだったこともあったから神様に捧げる意味もあったと思いますが、ライヴで魅せる彼らのパワーに圧倒されました。
ファン層が幅広いのも頷けます。
実際は40代が多いそうですが、その親世代子世代が客席にいます。
ライヴによっては着席して聴く専用席も用意されるのですよ!
5.聞くたびに発見がある
これは私が音楽に関して素人ってのもあるかもしれません。
ただ、ぼんやり聴いていると気が付かない箏や三味線の音、低い所で走っているベースの音がふいに耳に残ることがあります。
7つも楽器があるので音の情報量が半端ないのです。
尺八の音が蓋をする、と言われますが、それでもちゃんと聞こえます。
代わりに「Starlight」では尺八が行方不明と噂されましたが、いつもと違う吹き方をされているだけでいるのが分かります。
音を探す、そんな楽しみも出来る和楽器バンドです。
まとめ
いかがでしょうか。興味持ちましたか?
是非、YouTubeで探して1曲で良いので聞いてみてください!
…あと、お気づきの方もいるかと思いますが、もとははてなブログ10周年企画に参加するつもりで書いていたものです。
10選見つかりませんでした。
改めて言葉にしていくことの難しさに苦労しました。
和楽器バンドの魅力、もっとしっかり見つけて書きたいと思います。
一先ず、今回はここまで!
ごめんなさい。