さらなりんは和楽器バンドを応援しています。
和楽器バンドとは…。
その名の通り、和楽器である和太鼓、津軽三味線、尺八、箏に洋楽器であるギター、ベース、ドラムで編成されたバンドで詩吟の師範がヴォーカルを務めています。
現在、8月に発売された「ボカロ三昧2」を引っさげて全国ツアー中です。
ようやくさらなりんの住む福岡で公演が行われました。
その様子を語る前に…。
今回のツアーは和楽器バンド、最大の危機とも言える状況かもしれません。
何しろ、ヴォーカル担当鈴華ゆう子さんが不在なのです。
ツアー前にゆう子さんが妊娠されていることが発表されました。
予定では本人の体調をみながらツアーに参加とのことでしたが、9月24日石川公演より残りの公演は参加しないこととなりました。
ブログ等によりますとかなり身体に負担がかかっており一時は集中治療室に入院していたほどです。
妊娠中の身で2時間近いライブをこなすのですから当然のことです。
チケット払い戻しがされたり、SNSでも色々と意見が交わされましたが、現在もツアーは継続中です。
さらなりんが福岡公演で感じたことは、
ゆう子さんの不在に不安になる瞬間はあるけれど、全体としてとても満足できる内容でした!
以前、ゆう子さんの不在の件でブログを書きました。
ここでも書きましたが、和楽器バンドは8人編成のバンドです。
その全員が過去にバンドを組んでいました。そのバンドでは楽器演奏だけでなくヴォーカルを務めている人もいます。
確かに、全くの初見でこのツアーのライブを見るのは酷かもしれません。
しかし、今までライブに参加してきたファンの皆さんにとってはメンバーの違う面を見ることが出来る貴重な機会と言えるでしょう。
曲によってギター担当の町屋さんや津軽三味線の蜷川べにさんがメインで歌います。
アルバムの再現にはなりませんが、アレンジが加わって曲の新しい一面を見ることが出来ました。
演奏曲がボカロなので歌詞が分かりにくいことを考慮してか、メンバーの後ろなどに歌詞が表示されるという新しい試みが行われています。
これにより歌に聞き入ることも、どんな歌か知ることも可能になっています。
ステージ上は7人しかいないけれど、そのパワーは8人の時とは変わらない否、それ以上だし、不在のゆう子さんを感じることができるし、とても満足できるものでした。
残りの公演は少なくなってきましたが、貴重な機会ですので迷っているなら是非!ご参加ください。
メンバーの新しい魅力に気付くことも、和楽器バンドのさらなる進化も目にすることになりますよ。
…ライブはやっぱり歌っている人に視線がいきますね。
いつもゆう子さんを見ていたんだと改めて気が付きました。
勿論、推しのメンバーを見ているのですが、いつもより違う視線になったとしみじみ思い至りました。それはそれで気が付かないメンバーの動きや景色を知ることができて、マイナス要素はありません。
座席のせいもありますが、箏のいぶくろ聖志さんを見ることがあまりできませんでした。箏が4面も並べてまるで箏の海の中にいるようでした。きっと、曲の合間にそれぞれを行き来していたと思うのですが、あまり気が付くことができませんでした。
ただ、MC中に調弦の鬼が発動している様子はしっかりと確認しました。
いぶくろ聖志さんが見れなかったのは、さらなりんの席からでは歌っている町屋さんと演奏中の所作まで美しい和太鼓黒流さんの動きに気を取られたからでしょう。ちょうど、二人の間にいぶくろ聖志さんが埋もれるようにいらっしゃいました。
楽器の数も多いので仕方ないのかもしれません。
ドラムの山葵さんにいたってはいつも通りドラム要塞の中でした。ドラム越しの仕上がった上半身裸の様子は中々シュールですね。
ドラム和太鼓バトルの勝敗は書きませんが、罰ゲームはあるのでしょうか…?
さらなりんの席から一番近かったのは津軽三味線の蜷川べにさん。今回は大変だったと思います。暗転した後、バタバタと立ち位置を移動している様子が確認できました。
段取りもツアー中に変更され、対応に苦労されていると思います。
それを感じさせない素敵な笑顔にとても癒されました。
今回の福岡公演にはユニバーサルミュージックの社長も来ていたそうです。
だからでしょうか、皆さん、とても優等生に見えました。
これが普通なのかもしれませんが、ギター担当の町屋さんは健康面からも気を配っていて飲酒も控えているとのことでした。
最近のブログでもかなり自分を追い込んでいるような雰囲気がありましたので、何かしらの息抜きができれば良いのにと思わずにはいられません。
町屋さんの次曲の煽りは、正しい「バンドの煽り」でした。
尺八担当神永大輔さんは元気に飛び回っていました。
尺八なので歌うことは出来ないのですが、代わりに精一杯盛り上げようと工夫されているようでした。ステージ上を縦横無尽に駆け回り、その場で大きく飛び跳ね、クルクルと回転…よく息が乱れないものだといつも感心いたします。
神永さんプロヂュースの黒い尺八もお目見えしました。
回転と言えば亜沙さん。今回も荒ぶる亜沙さんを見ることができました。
あれだけ髪を振り乱し、ヘッドバンキングをしながらベースを弾いても、ヘアメイクが崩れないのは何故なんでしょう…?そういえば、数日前にInstagramでメイクを解く様子がわずかに見ることができましたが、髪の中からいくつもヘアピンが出てきたので、まぁそういうことなのでしょう。
ライブだとベースを弾いている様子がしっかりと見えるので嬉しいです。
PVだと中々確認することができませんので貴重です。
亜沙カメラのコーナーは進化していて、大変面白く出来上がっていました。
和太鼓の黒流さん。
さらなりんの席からちょうどライトの当たりが絶妙なのか、大太鼓を叩くとたわむ面が確認できました。個人的に大太鼓を叩く黒流さんが大好きです。
わずかの隙にもその所作で魅せてくれて、本当に太鼓を打つ黒流さんは美しいです。
黒い衣装に白い肌が映えて、二の腕辺りがたまりません。
筋肉質ではないんですよ、しなやかさと言いますか、そこが大変魅力的です。
…全員分、書けたかな?
和楽器バンドがステージ上にメンバーが一人いないからって情報が減るわけではないのですよ。新しい発見が公演のたびに見つかって、見ているほうが情報整理が追い付きません。
さて、当日の公演後のさらなりんは…。
楽しかったねぇと友人と語り合いながら、福岡サンパレスから博多駅まで歩き、家に帰って、乾杯しました。
人生で初めて買ったアクリルスタンドですが、一発で推しを引き当てました。
あー!すごいですね、アクリルスタンドの威力を感じています。
何でしょう?他の推しグッズとは違うオーラ!
写真とかキーホルダーとかと違うのは全身だからでしょうか?
しかも、こっちを見てる!
亜沙さんはですね、視線が合わないのですよ。ポスターでも他のグッズでも、こっちを見ていないことが多いのです!それってどうなの?といつも思うのですが、彼なりのポリシーがあるのでしょう。
今、机の上に飾っています。
PCの脇からこちらを見ています…。
緊張する…。(だったら、片付けなさい)
皆さんがアクリルスタンドに思い入れがあるのがようやく身に染みて分かりました。
福岡公演からだいぶ経ちましたが、いまだその余韻で生きているさらなりんでした。