さらなりん雑記

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アラフォー 運転免許を取る⑧

仮免許証

無事に仮免試験を合格したわたくしには仮免許証が発行されます。

実際に手元に届くのは自動車学校によって違うかもしれません。

また、第二段階に進むにあたって技能教習を始められる時期も違うかもしれません。

合格後、第二段階について説明がありますのでご確認をお願いいたします。

 

私の場合は、試験日当日の18時以降に交付可能ということでしたが、後日学科を受けに来た時に受け取りました。

その際は、印鑑がいりました。

まだ、印鑑、何ですねぇ~。

 

第二段階も学科はどんどん受けます。

もう一日4時間とか受けちゃいます。

 

第一段階でかなり時間を有しました。

配車予約で手間取ったこともあります。教習生が多いため思い通りに配車予約がいれられません。それでも、「安心パック」という追加料金がかからないコースを選んでも期限があります。

入校日から何日、と指定がありますからご確認くださいね。

 

そして、仮免許証にも有効期限があります。

これは自動車学校卒業検定までではなく、本免許試験も含まれます。

いやはや厳しいものです。

おしりに火が付くってやつです。

 

仮免許証。

必要以上に折り目を付けることや、勝手に書き足すことはNGです。

訂正が必要な場合はインストラクターの方に申し出ましょう。

再発行は可能ですが、自動車学校では行えません。

仮とはいえ免許証。丁寧な扱いが必要です。

 

路上に出る

技能教習は路上です。

噂の路上ですよ。一般の先輩方と同じ道を同じように走るのです。

緊張が振り切れます。

 

しかも、当然のごとく、あっさりとインストラクターの方に案内されて外に出されます。

敷地を出るとすぐ国道。トラックいるし、皆飛ばすし、路上は情報量が一気に増えて足の震えが止まりません。

 

乗っている自動車には大きく車体に自動車学校の文字があるので、多少は警戒してくれますが、それでも真横に車線いっぱいのトレーラーがやってくると逃げたくて仕方ありません。

 

インストラクターの方に車線変更して、そこ左折して、右折して、と指示は次から次へとやってきます。

道には歩行者や自転車、信号の数も増え、見るところが定まらず、おろおろするばかり。

路上、中々、うまくいきません。

 

インストラクター対策

教習所内のコースでも苦労しましたが、路上だと更にインストラクターの方の対応によってこちらも動揺の度合いが変わります。

 

何よりもコミュニケーションが大事だと分かっています。時間が限られているのでその中で少しでも歩み寄りが必要です。

 

私はその対策として、今見ているものを口に出すことにしました。

「歩行者信号、歩行者、自転車、よし」

何を見て確認しているか、何に注意しているか、伝えようと思いました。

 

また、人より多少車種について知識があったのでわき道から顔を出している車に対して、独り言をつぶやきました。

ティー〇は来るよねぇ~そうよねぇ~」

「あーレクサ〇ならそうだよねぇ~そう来るよねぇ」

若干の偏見はありますが、あの車の動きに注目していると伝えることが大事だと思いました。

 

インストラクターの方に苦笑されましたが、注意はされませんでしたので、有効だったかもしれません。

 

また、見通しの悪い交差点で右折をする際、インストラクターの方の指示は行け、だったのですが、私の位置からは車が来ているのが分かったので、

「向こうから車が来ます!」

と、まるで艦隊でも操縦してるのか?というやり取りをしたのはよい思い出です。

 

気分はドライブ?

路上教習もいくらか過ぎたころ、第一段階で程よく仲が良かったインストラクターの方が担当になりました。

「今日は○○まで行きましょう」

と明るく言っていただき、緊張も解れます。

 

ご自宅も近所らしく、あの野菜屋さんが安いだのあの店のハンバーグが美味しいだの、教習に関係のない話が尽きません。

世間話をしながらも、車線の前にバスがいるから右車線に移りましょう、とちゃんと指示を頂きます。

 

「今から△△まで行ってぐるっと回って帰ってくることも出来ますね」

「いえ、時間的に無理でしょう」

「大丈夫ですよ、スピードを出せば」

「そしたら、もれなく仮免許証取り消しですよね?仮免からやり直しですよね!」

「そうですね。何かあっても私は隣に乗っていただけですって答えます」

「えーひどくないですか⁉」

そんなやり取りが続きました。

 

残念ながら、第二段階で楽しかった技能教習の一番はこれかな?

程よくリラックスして無事に自動車学校に戻ることが出来ました。

話などに夢中で「止まれ」の標識を一つ見落として指摘されましたが…。

 

危険予測

第二段階となると具体的な授業が増えてきます。

ディスカッションもあったりして、神経を使います。

危険予測は3時間通しの教習でした。

3人一組となり交代で運転し、自動車学校に戻ってきて写真を見てどこに危険が潜んでいるか話をし、また、交代で運転するというものでした。

そこでは学生さんと一緒になります。

じゃんけんで誰が一番に運転するか決めるのですが、2度もおばちゃんは負けました。

あっさりといい負けっぷりに我ながら感心します。

あまりに気の毒に思ったのか、一人の学生が交代してくれました。

良い子だ、と一人感動して彼に幸多からんことを祈りました。

 

最後の運転時のインストラクターは私の大変苦手とする方で、相変わらず、足の位置から車の停止位置まで厳しく細かくご指導いただきました。

命にかかわることなので仕方ないのですがね、心が折れそうになります。

今でもちょっと悔しいです。