さらなりん雑記

文房具と和楽器バンドと打首獄門同好会と日記と…。

初めて免許証の更新に行ってきた🔰

今日は日記のようなおぼえがき。

 

さらなりんはコロナ禍で運転免許証を取得しました。

 

saranarin.hatenablog.jp

 

学生さんたちに交じって四苦八苦して免許証を取得した日々を全10回にわたって掲載しています。

 

そんなさらなりんにも免許証の初回更新がやってきました。

 

ちなみに初めての更新時期というのは、「免許証を取得して3年目の誕生日前後1カ月」となるので、人によっては2年と少しで更新となることもあります。

初回以降は誕生日が基準となりますので、更新時期が同じということは誕生日が近い人たちになります。

 

更新時期が近づくと「更新の案内」ハガキが届きます。

詳しい内容はそのハガキに掲載されていますので、見て行きましょう!

 

■内容■ (実際にさらなりんが受け取ったものを参考)

1 免許証更新期間

   …誕生日の前後1カ月

   *有効期限の末日が休日の場合は変動しますが、余裕をもって更新にいきましょう。

 

2 講習区分および必要なもの

   …① 更新後の免許証の有効期限(免許証の色)

     ② 講習区分:初回講習、違反運転者講習、一般運転者講習、優良運転者講習

     ③ 手数料:更新料、講習料

     ④ 運転免許証

 * 視力に不安のある方 眼鏡等を持参 カラーコンタクトレンズは不可

   住所等の記載事項に変更のある方は住民票など

   70歳以上の方   詳しい内容が別枠で案内…等、記載

 

3 更新手続きができる施設及び受付時間

   対象の地域、施設の受付時間を記載

 

 

■実際に持っていくもの■

・更新のハガキ

・手数料 電子決済不可の場合あり。さらなりんは現金にしました。

・運転免許証 新しいものをもらうときに回収されます。また、申し出によって有効期限切れをもらうことも可能です。

 

■あったほうが良いもの■

・エコバック  手持ちの鞄と相談してください。講習に使用される「安全運転のしおり(地域等で題名は異なります)」等冊子を持って帰る必要があります。冊子の大きさはそれぞれと思いますが、さらなりんはB6くらい?が2冊でした。

 

・筆記用具  簡単なアンケート書類がありました。鉛筆等の貸し出しはありますが、持っていった方がスマートです。

 

 

■当日の流れ■

1 更新の手続き

2 視力検査

3 写真撮影

4 講習

5 免許証交付

 

では、さらなりんの体験をご紹介しましょう!

初めて行くよ!ドキドキって方は参考にしてくださいね。

 

1.更新の手続き

さらなりんの更新手続き施設は「運転免許試験場」でした。

免許証取得のために試験を受けに来た会場と同じでしたので、迷子にはならずに到着しました。

 

建物に入ると、係の人が「更新の手続きはこちらです」と案内をしてくださいます。

そうでなくても大きな文字で案内板が設置されているので、よほどのことがない限りどこに行けばよいか分からないという事態は起きないようです。

 

まずは「書類の発行」から始まります。

それはまさしく銀行のATMのような流れです。

折り返しされる列を進むと、自動預け払い機(ATM)のような機械に運転免許証を入れます。

大きな画面に映し出される「住所等の変更あり」「住所等の変更なし」等の選択ボタンを押すと、用紙が印刷されて出てきます。

同時に運転免許証も吐き出されるので、それを持って人がいる窓口へ進みます。

変更等がある場合は、吐き出された紙に変更内容を記載する形になります。

 

次の窓口で、「手数料等を支払い書類を提出」します。

ここで番号札を貰ったような気がします。(緊張のためうろ覚えです、申し訳ございません)

番号札での運用はさらなりんが受けた施設固有のシステムかもしれませんので、ご注意ください。

 

2.視力検査

 

次に進むように言われ、並んでいる列の最後尾に立ちます。

そこでは「視力検査」が行われました。

まるで飛行機に乗るための手荷物検査場のような箱の中に入り、穴を覗いて視力を測ります。

ここで、コンタクトレンズを付けているか、カラーコンタクトレンズではないかを確認されます。

カラーコンタクトレンズは着用不可となっています。

 

コンタクトレンズを作るときのような、がっつり測るわけではなく、ここが見えていればOK!というようなものなので、あっさりと終わります。

やや不安になるくらい簡単です。

 

3.写真撮影

そして、次が「写真撮影」です。

視力検査と同じような箱の中に入り、身なりを整える間もなく撮影となります。

箱の外に両手を広げたくらいの鏡が張り付けてありましたが、あっという間に撮影となりましたので確認ができませんでした。

 

ここまで流れ作業、次々にこちらへと導かれるのでトイレ等に行く余裕はありません。

マスクをしていたので、写真撮影の前にトイレ等で口紅を塗ったりお化粧なおしをしようと思っていた計画は吹っ飛び、髪の毛を解かすこともできず、撮影となりました。

これはみんなやり直したいと思うはずです…。

 

3年間、携帯しなければいけない免許証の写真がこんなことに…、と心の中でさめざめと泣きつつ、マスクを装着、手に持っている荷物をしまっていると、前を行くお兄さんがエレベーターを開けて待ってくれたので、お礼を言いつつ乗り込みました。

 

お兄さんに幸あれー、って初回講習?それとも??

というのも初回講習と違反運転者講習は同じ内容、同じ場所なのです。

そういうさらなりんも社会人○○年目、初回講習なんですよ!と言わない限り、そうとしか見えません。

 

4.講習

大学の講義室のようなところに案内されて、本を受け取り、番号札の席に着席して講義開始を待ちます。

見回すと明らかに初回講習ですという若者たちがほとんどです。

でもきっと、みんなお誕生日が近い人たち、お誕生日おめでとうございます!と思っているのはきっとさらなりんだけでしょう。

 

 

講義はビデオを見てその内容についてや直近で改正になった道路交通法の内容が説明されます。

講師の方は、元警察官で定年退職しましたといういかにもな方でした。

小柄ではありましたが、袖から覗く腕やシャツの膨らみ具合であれはかなり鍛えていると分かる体形です。(何を見ている…)

 

初回講習は約2時間です。間に休憩が10分ほどありました。

ビデオは2本、誰もが被害者加害者になるというものと、飲酒運転撲滅の内容でした。

 

その後、簡単なアンケートを書き、運転に関しての自己診断を受けます。

自己診断は提出等はなく、運転に対しての現在の心構えを確認するようなものです。

心構えだけは一流なさらなりんです!

 

5.運転免許証交付

講義が終われば場所を移動して、窓口に並びます。

配布されていた番号札と引き換えに新しい運転免許証が交付されます。

この時、古い運転免許証は回収されました。

申し出をすれば、古い運転免許証を貰うことができます。

 

 

以上で、運転免許証の更新は終わりです。

お疲れさまでした。

 

 

■さらなりんの感想■

大変、気力を奪われ疲れました。

 

個人的に講習で見るビデオの内容がツラい。

すぐ感情移入してしまう人にとっては苦痛にも思える内容で、かなり気持ちを強く持っていないと引きずられます。

 

あくまでも講習用なので、過激な描写や直接的な内容はありませんが、交通事故を扱っているのでその周辺にいる方々の境遇や行動に思わず反応してしまいます。

 

飲酒運転で亡くなった小学生の男の子の話にいたっては、朝顔の話を聞いて泣きそうになりました。

お母様が気丈にお話をされていましたが、見ているこちらは動揺しまくりです。

 

勿論、自動車を運転するということはこのビデオの中のどの人物にも自分がなる可能性があるので、軽々しく扱うことは出来ません。

しかし、ツラい…。

 

こんな思いをする人たちを増やしてはいけない。

そう決意する運転免許証の更新、なのかもしれません。

 

しかし、ご安心を。

試験を受けるわけでもなく、係の人のいう通りに進み、講義を大人しく受講すれば、問題なく運転免許証の更新は完了いたします。

拘束時間はありますが、絶対的な身分証明書のためには必要な時間です。

そして、みんなの命に係わる大切な時間でもあります。

 

面倒くさがらず時期が来ましたら、計画的に免許の更新を致しましょう。

 

万が一、免許証の更新時期を逃しても救済措置はありますので、調べてみてくださいね!

 

それでは。