さらなりん雑記

文房具と和楽器バンドと打首獄門同好会と日記と…。

アラフォー 運転免許を取る⑦

仮免試験

遂に来ました仮免試験。

受けるための条件をすべてクリア!して受験の申請をします。

学校によっては仮免試験が行われている日が決まっていますのでご注意ください。

 

この時、隣の受付で同じように仮免試験を受けるらしき学生さんがいました。

今どきな、お耳にピアスの学生さんは何だか動きが賑やかです。

同じ日かな~と思いながら、手続きを済ませました。

 

 

試験日当日

待合室で名前を呼ばれるのを待ちます。

いえ、ぼんやりしている暇はありません。学科を受けるためにアプリの問題を見直し、教科書の中を読み直し、手が震えるほど緊張していました。

 

人と重ならないように平日を選びましたが、どうやら賑やかな学生さんと二人で技能試験を受けるようです。

気持ち的には先に学科を受けて、安心したところで技能を受けたかったのですが、思い通りにいきません。

 

緊張MAXの中、技能試験についての説明を受けます。

どうやら一緒に受ける学生さんは準中型免許のようです。

準中型免許を取れば、職業選択の幅も広がりますしお得のように思います。さすがです。

感心しながら学生さんの将来を勝手に期待するおばちゃんです。

 

教習生を後部座席に乗せて技能試験を受けます。

まずは私からでした。

初めにやって楽になるか、試験の様子を見て後から受けるかどちらが良いですか?

選択肢はありませんでしたが、何より初めての事なので後にして欲しかった…。

 

非情にも普通車が用意され、試験開始です。

緊張しながらも練習してきたことを再現します。

いつもよりゆっくりと指示を復唱し、右左をしっかり確認します。

 

こんなに緊張したのはいつぶりだろうかと思うほどくらくらする頭で何とか最後の停車までたどり着きます。

もう、最後は早く解放されたくてもう少し前に行かなくてはいけないと思いつつも、気持ちが折れてしまいました。

 

評価内容は車外でインストラクターの人から直接、告げられます。

停車位置は勿論指摘項目です。

あとは、カーブから左折の箇所がカタツムリのようにゆっくり過ぎると言われて終わります。

 

え?合格なの?ダメだったの?

 

採点は減点方式です。

合格点が70点だったかな?そのくらい。

実際、何点かは教えてもらえませんでしたが、減点超過すると試験途中でも終了となるそうです。

つまり、最後まで運転できたということは点数があるということです。

 

技能はOK?

実感がないまま、学生さんの番となりました。

 

準中型自動車に乗る

学生さんのために準中型自動車が用意されます。

インストラクターの方に、先に乗っててと指示をされ、乗り込みます。

 

準中型自動車には初めて乗ります。

技能試験が終わっているのでちょっとワクワクしています。

ドアを開けて、椅子の位置に驚きます。

高い…。

私の身長は平均ですが、それでも高い。

足を置く場所を確認してよじ登る様にして車内に入り込みます。

椅子の具合があまり良くない。

腰に優しくない。

ちょっぴり悲しくなりながら試験の開始を待ちます。

 

後部座席から、心の中で学生さんにエールを送ります。

声かけや指示は禁止されているので大人しくしていますが、心の中で応援します。

 

しかし、ですよ。

準中型自動車、私とは違うMT車ですが、何か動きが変です。

AT車と違うことは承知していますが、それにしてもあれ?と感じるところが多々、多々…。

 

インストラクターの方の雰囲気も微妙です。

影響を及ぼさない様に冷静にされていますが、それでも空気がおかしい。

 

半分を過ぎたころ、それは訪れました。

「減点超過。出発点に戻って下さい」

出た!噂に聞いていた「減点超過」

恐ろしい言葉です。

 

学生さんも分かっていたのか、素直に返事をして試験が終了します。

私は待合室に戻るよう指示されたので、そっと立ち去ります。

インストラクターの方と学生さんは車の外で暫く話し込んでいました。

 

うう、学生さんに幸あれ。

 

仮免試験、学科

技能試験は合格したのかはっきりしないまま、指示された待合室にいました。

不安でおろおろしています。

 

減点超過はなかったのできっと大丈夫だったんだよね?

 

おどおどしながら学科試験の予習をします。

アプリ上なら合格できるんだけれど、効果測定の結果が残念だったので気が抜けません。

 

暫くして、名前を呼ばれて部屋に案内されます。

どうやら学科試験の会場のようです。

私以外に何人か学生さんがいました。

学科試験だけ受けるのかな??

 

試験の説明があり、さっそく試験です。

 

ん?手ごたえがないぞ?

効果測定のような試験を考えていたのでかなり構えていたのですが、仮免試験の学科は思ったより単純な感じです。

 

なんだが、狐につままれたような気持ちであっさりと試験が終わりました。

 

試験結果、学科は満点で合格しました!

やったー!

 

仮免試験、その後に

合格者だけ残り、第二段階の説明が始まります。

再び、学科と技能を取らなくてはいけません。

内容もぐっと難しくなり、技能はついに路上デビューです。

 

他にも応急救護処置やら高速教習に原付講習など学ぶ幅も広がります。

技能の配車予約とは別に予約を入れなくてはいけなかったり、他の教習が終了していないと受けられないものもあり、受け方も複雑化します。

 

パニックになりながらそれでも時間を作って受けなくてはと気合を入れます。

 

説明が終わって解散、となった後、一先ず終わった仮免試験に放心していたところ、説明を担当していた方に話しかけられました。

 

一人いるおばちゃんが気になったのでしょう。

また、学科試験満点を褒めていもらいました!と言いつつ、今の学生は学習の仕方がなっていないと愚痴られていました。

あ、話し相手が欲しかったんだと暫く頷いてお話を聞きます。

一緒に通う友達も知り合いもいないので少しでも情報を聞き出そうという下心です。

 

そうして実際はよく分かっていなかった原付や応急救護処置の予約の仕方を教わり、その場で予約まで済ませました。

原付はビデオを見るか実際に乗るの二択。

恐らく、この機会を逃せば原付に触れることはないだろうと、実際に乗ることにしました。

 

いよいよ、第二段階!

次回、アラフォー 運転免許を取る⑧でお会いしましょう。