文房具を愛するさらなりんが紹介する文房具店シリーズ
今回は榛原(はいばら)をご紹介します。
1.創業
1806年(文化3年)
創業当初から紙、墨、薬を取り扱っていたそうです。
2.取扱商品
榛原といえばまず、和紙でしょう。
商品のほとんどが和紙を使ったものになります。便箋やレターセット、贈答・金封、和小物などが並んでいます。オンラインショップもあるので覗いてみてくださいね。
3.幅広い客層
詳しい内容はぜひ、榛原のHPでご覧ください。
郵便事業から皇室との関り、世界的なロックミュージシャンの逸話など興味深いエピソードが載っています。
フレディ・マーキュリーが来店したときの衝撃は凄かったでしょうね。
4.グッドデザイン賞
2016年に榛原の店舗が受賞しています。
さらなりんは一度、実店舗に伺いましたが、その時は建て替え中で仮店舗での営業でした。
新しくなった店舗に是非、行かなくてはなりません。
また、榛原の「蛇腹便箋」という商品があります。
こちらも好きな長さに手紙が書けるとグッドデザイン賞を受賞しています。
さらなりんは「千鳥」と「東京日本橋レターセット」を持っています。
「千鳥」はそのデザインから縦書き横書き両方に対応しています。また「千鳥」は「千を取る」という勝運祈願に用いられる縁起の良い柄だそうです。
すみません、ただ可愛さから手にとりました。
「東京日本橋レターセット」は獅子と麒麟の像が描かれてて神々しい雰囲気を持っています。橋を架ける。つまり人の心を結びつける意味もありますね。
蛇腹便箋はかなりのボリュームですが、一方「ちいさい蛇腹便箋」という商品もあります。手のひらサイズで、プレゼントや手渡しをするお手紙などに向いています。
5.まとめ
また、金封は榛原でなければ、というかたもいらっしゃるそうです。
豪華な水引が大変魅力で手作りです。
今も店頭に飾られているかと思いますが、さらなりんが初めて訪れた際に強く印象に残っているのが金封でした。
実物を見て欲しいのですが、金銀細工の縁起物の亀や鶴、松竹梅に桐や菊といったものまでありました。
一般庶民のさらなりんにはご縁がありませんが、婚礼など御めでたい場面で使われる様です。
そういった細工ものは当然、中身に入れるものが2ケタほど違いますのでご用心ください。(200枚入るそうです、何がとは言わなくても分かりますよね)
和文具~♪として見に行ったところ、社会科見学のようになってしまいました。
そんな印象の強い榛原の商品は、お近くの文房具店でもお取り扱いがあるかもしれませんので探してみてくださいね。
さらなりんの地元にもありましたが、残念ながら閉店してしまいました。
やっぱり、日本橋まで行ってみたいものです。
早く新型コロナウイルスよ、収まれ~。
日本橋 和紙 榛原(はいばら)
〒103-0027
営業 10時から17時30分