さらなりん雑記

文房具と和楽器バンドと打首獄門同好会と日記と…。

和楽器バンドについて語るよ。

前回、「和楽器バンド 8th Anniversary JapanTour infinity」福岡公演について語りました。

 

そんなわけで、和楽器バンドへのさらなりん的、愛を語ります!

 

和楽器バンドとは

構成は和太鼓、箏、尺八、三味線の和楽器にギター、ベース、ドラムの洋楽器が加わり、詩吟の師匠の資格を持っているヴォーカルという8人組です。

 

メンバーはそれぞれ個人での活動もしており、個性豊かな方々です。

8人分の音の厚さは他に類を見ない独自のものがあります。

 

ロックやバラード、JPOP等々、様々な印象を見せる楽曲の幅はその楽器の種類から見ても明らか。歌い方も詩吟独特の節調が使われたり、JPOP調であったりと多種多彩です。

 

 

出会い~

以前、書いたように朝の情報番組で名前、音楽を初めて聴きました。

和楽器だってロックやってもいいよね。

そんな印象でした。

CDをレンタルして聴いて洋楽器に負けない和楽器に感動して以来、新譜が出るたびにレンタル。

 

シンクロニシティ」のMVをみて、和楽器でジャズ調も可能だと分かり、降参しました。

ちゃんと、お金を出して応援しようと、初のベストアルバムを購入。

 

初めてのライブ参戦は

「第36回世界遺産劇場 宗像大社 和楽器バンド 単独奉納ライブ」

この年、ツアーも行われていましたが福岡公演はあっさりと完売したため、参加できず。

やっと、ライブに行けた私は、友人とともにその迫力にすっかり魅了されてしまったのです。

 

何に心を奪われたのか…。

自分でも言葉に出来ませんが、音の厚み、音圧はかなりのものと思います。

何より和太鼓の音、ドンと来た後の余韻が広がる感じは他の楽器にはないものです。

同じ打楽器のドラムは鋭く刺さる印象なので、その違いも曲によって使い分けてあるようです。

 

尺八の疾走感は半端ないです。

どちらかと言えば、時代劇で虚無僧が修行代わりに吹いているイメージが強いですが、和楽器バンドの尺八は動き回る、飛び跳ねる、ステップを踏む。

肺がどうなっているのか不思議で仕方がありません。何か特殊なコツがあるのでしょうか?目が離せない尺八は、今までに遭遇したことのないものでした。

 

三味線のインパクトは絶大。

津軽三味線だからということもあるのでしょうが、一音の衝撃はロックのようだと思いました。

曲によってまた、曲の合間に持ち替え等、忙しそうですが、何よりその弾いている手の動きはさすがの早業です。

 

箏の優雅さと手元の美しさ。

演奏者の技術的なこともあると思うのですが、立ったまま弦を弾く様は優美です。

激しさもあり、包むような音もありで通常とは違う25弦の音色はピアノやギターとはまた格別に違うものがあります。

あと、演奏しながら調弦もこなしているのは圧巻です。これはライブだとよくわかります。

 

さて、和楽器ばかり述べましたが、洋楽器も。

ギターはロックバンドの顔ともいえるでしょう。当然、和楽器バンドの中でもその音色や演奏の姿は目に留まります。身動きがしやすいこともあり縦横無尽です。演奏はアコギからエレキギターまで幅が広く、柔軟性を感じます。

 

ベース、聞こえないようで鳴っていないと物足りない、そんなイメージです。重低音を確実に支えています。独自の世界に入り込むようですが、ライブでは盛り上げにも貢献しています。

 

ドラムはやはり、要。曲の始まり、終わりは勿論、全体の要所要所を押さえています。通常のドラムセットにはない銅鑼があります。

「千本桜」や「暁ノ糸」では効果的に使われています。

最近は、あまり使われないようですね。

 

ヴォーカル。

幼い頃から詩吟で培われたその才能を遺憾なく発揮していらっしゃいます。

また、歌いながら扇をさばく姿は他のバンドでは見ないパフォーマンスです。

同時に様々なことをこなしている多彩さに脱帽です。

 

音楽に詳しい方が語ればもっと深いものがあるでしょう。

私のような素人が語るのは恥ずかしいことかもしれません。

けれど、一人でも和楽器バンドの良さを知ってもらえれば、と思い書きました。

 

興味を持ってYouTubeでビデオを見て、最終的にライブに来ていただければ何よりです。

 

2022年1月9日 

和楽器バンド 大新年会2022 日本武道館~八奏見聞録~」が開催されます。

彼らの活躍をとても楽しみです。

 

 

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