さらなりん雑記

文房具と和楽器バンドと打首獄門同好会と日記と…。

和楽器バンド 福岡公演行ってきたよ。

…本文にはネタバレを含みます。

 

和楽器バンド」、ご存じでしょうか?

 

恐らく、知っている人は「千本桜」のYouTubeだったり詩吟の人がヴォーカルで歌い方に特徴があるバンドでしょ?

と認識されていると思います。

 

間違いではありません。

ですが、彼らのライヴを生で感じて欲しい!と思います。

 

今回は、わたくし、さらなりんの和楽器バンド 福岡公演レポとなります。

 

和楽器バンドと私

さらっと出会いをご紹介。

朝の情報番組にて彼らの演奏を見ました。

和楽器も楽器だからロックやってもいいよねー」

それが最初の感想。

 

どんな音楽なのか気になったのでCDをレンタルしました。

(最近、CDレンタル屋さん無くなりましたね)

ちゃんと、尺八や三味線、和太鼓、箏の音が聞こえる!ギターやベース、ドラムの音に負けてない!

音の厚みに驚いて、新譜が出るたびにレンタル。

 

シンクロニシティ」のジャズ調に降参し、ちゃんとお金を使って応援することに決めました。

 

和楽器バンドへの愛は別で語ります。

 

福岡公演

連日の雨予報にうんざりしましたが、当日は晴れ!

雲は何処へ行ったの?といわんばかりの晴天でした。

彼らの強運の恩恵を受けたようです。

 

メンバーの顔がクルクル回るOpening movie。

そう今回は8周年であり、ツアータイトルもinfinityです。

 

1曲目は「Starlight」です。月9「イチケイのカラス」主題歌でした。

前奏の入りといい、和太鼓の音が良い仕事をしています。

そして、初めからヴォーカル鈴華ゆう子さんの伸びやかな声が響きます。

 

2曲目は「生命のアリア」。

こちらもアニメ「MARS RED」のOPテーマ。

曲調ががらりと変わります。和楽器バンドらしい三味線、尺八の勢いを感じます。

勿論、ギターやドラムの音色がギンギンです。

 

3曲目「千本桜」

彼らの十八番的な曲です。盛り上がりが一気に加速します。

アルバムを出してからかなり時間が経っているため、ライブでの音に変化があります。

その差を楽しむのも醍醐味かもしれません。

 

そして、MCへ…。

 

今回のツアーinfinityは全体的に新しい曲を中心にセットリストが組まれているようでした。今、聞いて欲しい曲なのだろうと思います。

去年出た「TOKYO SINGING」、2021年6月発売の「Starlight」から多く選曲されていました。

ボカロ中心も良いですが、最近の落ち着いてきた彼らを感じるのもまた良いです。

 

MCは主にヴォーカルの鈴華ゆう子さんがしゃべったり、自己紹介を兼ねて8人順番に話す場面もあります。

個人的に楽しみなのはこのMCです。

8人の仲の良さが出たり、力関係が垣間見えたり、まるで放課後のような雰囲気を味わえます。

 

福岡公演では、ギターの町屋さんが「魔法少女」発言をしてざわつかせました。

全肯定キャンペーン中のゆう子さんも自信を無くすほどの破壊力でした。

可能であれば町屋さんの外見を見ていただきたいのですが、そのギャップに驚きます。

だからこそというか、どうりでというか、この辺は個別に語りたいところであります。

 

フロントファイブと言われる前衛 ベース亜沙さん、尺八神永大輔さん、ヴォーカル鈴華ゆう子さん、ギター町屋さん、津軽三味線蜷川べにさんの個性はかなり強めです。

かといって、中衛 箏いぶくろ聖志さん、後衛 和太鼓黒流さん、ドラム山葵さんが薄いわけでもありません。

(今回のツアーは和太鼓、ドラムが後ろ、その前に箏、そして前衛、という形でした)

 

大事件!?

福岡公演は何故か何かが起きます。

前回の「REACT」では、山葵さんが衣装のベルトを忘れて業務連絡が入りました。

今回は、箏の弦が切れる大ピンチ。

 

MCに入ってすぐ、聖志さんが箏の脇を触っているなと思ったら、弦を触り始めました。

スタッフさんも飛んできて、急遽そこで弦の張り直しが始まります。本番、しかも、始まってすぐという緊張感の中ですが、聖志さんは至って冷静に箏の弦を張り替えていました。

 

ゆう子さん曰く、ツアー中ということもあり楽器のメンテナンスに時間が取れないと仰っていました。

箏の弦は本来、職人さんが張るそうです。それをあのプレッシャー状態でやり遂げる聖志さんに脱帽です。

 

箏は次の曲、後の曲のために、弾いた傍から調弦をしています。

MC中だけでなく、間奏や弾きながらだって柱を動かしています。

その様子を見れるライブは本当に貴重です。

 

アンコール

和楽器バンドのアンコールは「暁ノ糸」を客席にいる人たちで歌う、というのがあります。

今は、新型コロナウイルスの感染対策のため、歌うことが出来ません。

代わりにファンの人たちが歌った「暁ノ糸」が流れます。

 

本来、福岡公演のアンコールは「明太子コール」というものがあります。

文字通り、「明太子」を連呼します。今回は当然、叶いませんでした。

アンコール時には実現しませんでしたが、手拍子で「明太子」を表現可能だということが分かりました。

次回から、声が出せない場合は手拍子、ということになるかもしれません。

 

そして、ツアーのアンコールといえば「亜沙カメラ」。

ベース亜沙さんの私物のカメラで録画され、小さなコーナーが始まります。

実は前回「REACT」の福岡公演、ファンクラブ動画に「亜沙カメラ」がありません。

ずっと待っているのですが、トラブルでしょうか??

今回こそ、無事にファンクラブ動画にて公開されることを祈っています。

 

福岡公演では、「名作ジャーニー」ソロをギター町屋さん、アンコール1曲目煽りは尺八神永大輔さんでした。

 

最後に

駆け足ですが、和楽器バンドの福岡公演のレポートでした。

メンバーが8人いるのでステージ上の情報量が多くて追いかけるのが大変です。

私の立ち位置から見えたものと他の方から見えたものでは違うことも多々あります。

 

今回、Twitter等で様々な情報を知ることが出来て、楽しい時間でした。

また、今まで参加したライブのレポートや和楽器バンドについて語りたいと思います。

良かったら、見に来てくださいね。

 

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