さらなりんはこのちょっと怖いバンド名の「打首獄門同好会」を応援しています。
今回は、そのお話です。
最初に言います。
決して、怖くないです。何処にも時代劇の「打首獄門」感はありません。
ご安心ください!
メンバーは三人。
ギター&ヴォーカル、会長(リーダー)である大澤敦史さん。
ベース&ヴォーカル、junkoさん。
ドラム&ヴォーカル、河本あす香さん。
音楽は「生活密着型ラウドロック」と言われるものです。
さらなりんと「打首獄門同好会」との出会いはYouTubeです。
おすすめ動画に可愛らしいコウペンちゃんが現れて何も考えず見てしまったのが、打首獄門同好会による「布団の中から出たくない」のMVでした。
コウペンちゃんの作者であるるるてあさんが打首獄門同好会のファンであったため、生まれたコラボ企画だったそうです。
さらなりんはうっかり、うっかり、見てしまって衝撃を受けました。
「布団の中から出たくない」
穏やかな曲調で始まり、会長の優し気な歌い出し、MVではかわいいコウペンちゃんがお布団の中、という微笑ましい映像からの
「寒いー!」
突然の叫び。その落差に目が点です。
歌詞は至って日常です。
朝目が覚めて、寒さのあまり布団の中から出たくない。
それだけです。最後のほうはちょっと哲学っぽいけれど、寒い朝は布団から出たくないよね、という内容です。
それもそのはず、打首獄門同好会の曲は会長大澤敦史さんによって作られていますが、彼の日常が題材となっています。
お米が美味しい→「日本の米は世界一」
魚が美味しい→「島国DNA」
ラーメン二郎にはまる→「私を二郎に連れてって」
家に帰る途中で思いついた→「フローネル」
筋肉鍛えている→「筋肉マイフレンド」
彼の趣味嗜好が反映されるため食べ物系が多くなるもの頷けます。
最近はTV出演もあり、メディアに取り上げられる機会も増えました。
NHKの「シブヤノオト」にも出ましたね。
ミュージックステーションにも呼ばれました。
ラウドロックですが、今年は「しまじろうのわお」に「カンガルーはどこに行ったのか」という曲を提供しています。
守備範囲が広いですね。
以上のように、バンド名とは違い、非情に身近なことを題材に歌って大人から子どもまで口ずさめる歌を作っていらっしゃるバンドさんです。
先週、会長の(正確には打首獄門同好会の)Twitterの発言がネットニュースとなっていました。
このバンド、どうも音楽以外のところがネットニュースになりやすい傾向にあるようです。
それも仕方ありません。
会長とドラムの河本あす香さんは音楽学校の同級生ですが、ベースのjunkoさんはお二人より20歳ほど年上なのです。
今年、63歳。12月20日、お誕生日です。おめでとうございます!
パチパチ。
金髪ロン毛でギャルファッション、南国大好きで、ベースのストラップは鎖。
激辛が当たり前で還暦過ぎてキックボクシングを始める。
これだけで情報が渋滞します。。。
ネットニュースになったTwitterで会長があげていた写真は、青いトップスにショートパンツ、髪や腕に飾りを付けたjunkoさんが笑顔でいらっしゃいます。
そんな姿で登場されたjunkoさんをみた会長の心情はいかに…?
何かと20代、30代、40代…と世代で分けたがる世の中ですが、「自分」というものを貫いていくことの重要性が見えてくるようです。
また、それを含めた周囲の考えも改められますね。
(個人的にはバンドメンバー女性二人ともがギャルファッションではない、ということも大事だと思います。あれ?だとすると方向性の違いで空中分解しちゃうかな?)
現在、ドラム担当の河本あす香さんがご病気のため、演奏はドクターストップがかかっていますが、変わらずステキな歌声を披露なさっています。
いつかはライヴに参加したいと思っていますが、中々、叶わず悲しんでいます。
ライブハウスに踏み込む勇気をください…。
楽曲はYouTubeで見ることが出来ます。
かわいいコウペンちゃん目当てなら「布団の中から出たくない」「なつのうた」
自分ツッコミくま「ニクタベイコウ」「Shake it up 'n'go~シャキッと!コーンのうた」「明日の計画」
さらなりんの心は「はたらきたくない」
個人的に最推し「TAVEMONO NO URAMI」(冷蔵庫のプリンから始まる歌詞は秀逸)
どれか一つでも心に刺さったら見てみてください。
価格:2,732円 |