さらなりんは文房具をこよなく愛しています。
本日は付箋の話です。
付箋は仕事、勉強は勿論、目印などあらゆる場所、場面で活躍できる紙、またはフィルムなどの種類がある粘着性のあるメモ用紙の事です。
1.もともと付箋は失敗作?
アメリカの化学メーカーで発明された粘着性の弱い接着剤が使われています。
この接着剤は、本来、強力な接着剤を開発している際に偶然できたと言われています。
不要な発明かと思いきや、今では立派な文房具なのですから何が起こるか分かりませんね。
2.付箋の種類
・紙製
付箋のほとんどが紙製です。
主に使われる場面が、筆記を伴うからでしょう。
紙であれば、鉛筆やボールペン等物を選びません。
欠点は弱いこと。折り目が付いたところから破れや千切れが発生します。
・フィルム製
最近、紙と同等に増えてきたように思います。
鮮やかな色から模様付きまで紙とも劣らぬ豊富さが目に留まります。
素材がフィルムなので多少の折れ目でも破れや千切れはありません。
また、透けているので下地を活かすことが出来ます。
欠点は筆記を選ぶこと。その特性から油性ボールペンか油性ペンとの相性が良いです。
水性だとインクが乾かず、鉛筆だと文字が残りません。
・ロール製
付箋は接着剤が付いていないところがあるものですが、ロール製は全面に付いています。そのため剥がれにくく、目印が残りやすいです。
また、ロール状であることから長さを好みに変えることが出来ます。
欠点はとっさに貼り付けることが出来ないこと。他にはない「切る」「ちぎる」等の動作が必要になります。
・静電気性
付箋は何処でもつけることが出来ますが、最大の欠点は接着剤ともいえるでしょう。
数は少ないですが、パソコンなどを使う場面が多い場合やガラスなどはがした後を残したくないなら、確実に跡が残らない静電気性がお勧めです。
欠点は触りすぎると静電気が放出され粘着力が落ちてしまうこと。取り扱いにはやや注意が必要です。
3.おすすめ付箋
・3M
付箋の接着剤の発明をした会社です。
「post-it」の商品は何処の文具屋さんでも見かけることが出来るのではないでしょうか?
大きさ、色の種類は圧倒的です。
・Hallmark
イケメン付箋が話題になりました。
イラスト入りの面白い付箋が揃っています。他と違うものを選ぶなら如何です?
・コクヨ
ノートと言えばコクヨ。
1ページでちょっと足りないというときに使える付箋が出ています。
勉強中などでは助かりますね。
・他にもいろいろ…
100均に行くとそれは豊富な種類の付箋があります。
かわいいイラストからシンプルなものまで、使う場面で選んでいくのはどうでしょうか?
4.さらなりん的おすすめ付箋
ここでは「株式会社 カンミ堂」さんの「kokofusen」を取り上げたいと思います。
特徴
・種類はフィルム付箋。
・粘着性のあるケース入り。
・ポップアップ式。
そして、さらなりんがおどろいたのは
・鉛筆で記入することが出来る。
ということ。
フィルム付箋では決してできない鉛筆書きが可能なのです。
表面を特殊加工しているため、触るとざらりとしています。
とっさに付箋が必要になり、油性ペンがないというのは良くあることです。それが鉛筆で筆記ができるなら使える場面がかなり広がります。
ただ、欠点としてケースに粘着性がありますので革製品や繊細な素材のものに長時間付けたままにするのは避けた方がよさそうです。
5.まとめ
付箋といっても様々な種類があります。
また、メーカーによって新しい商品がたくさん出ています。
自分がどの場面でどのように使うのかを考え選んでいく必要があります。
相性の良い付箋と出会えますように。