さらなりん雑記

文房具と和楽器バンドと打首獄門同好会と日記と…。

今は叶わない夢

今週のお題「復活してほしいもの」

 

復活とは?

一度、なくなったものが息を吹き返すこと。

 

そのためには今はないものを探さないといけません。

以前は手に入った、持っていた、当たり前にあったものは何だろう?

あまりに日常が目まぐるしく入れ替わりが激しいので、それを思い出すのが一苦労です。

つまり、さらなりんが復活して欲しいのは若い頃のような思考回路なのでしょう。

かといって若い頃はもっと電光石火で凄かったわけではありません。

 

 

1.SMAP

5人、もしくは6人でステージに立つことはないでしょう。

昔は、夕方に6人でコントを織り交ぜたような寸劇をしている番組があったんですよ。

記憶はおぼろげなんですけどね。

 

彼らの人気は凄かったです。毎日のようにメンバーの誰かがテレビに出ていて、いるのが当たり前になっていた。

晦日紅白歌合戦には必ず歌ってくれると思っていた。

 

もう、無理なんですよね。

 

人間、40歳辺りで色々人生を考えちゃうもんなんです。

何となく、人生の先が見えてきて折り返しだなぁ~ってしみじみして、若い頃から描いていたこととの隔たりとかに寂しさを覚えたりして、大変なんです。

人生100年、とか言われても、元気に動き回れる時間なんてそうないんです。

 

だから、今の彼らを残念とか悲しいとか思うより、「そうだよね、考えたんだよね」と受け入れています。

それは嵐だってV6だって、他の解散したグループのことだってそう。

 

彼らが健やかでありますように。

たくさん楽しい時間を貰ったから、彼らに返す番が来たんです。

そう、ですよね?

 

2.町のケーキ屋さん

駅前にあった個人のケーキ屋さん。

どこかでシェフをしていたご主人が始めたそのお店は、お値段がちょっと高かったけれど味は確かだった。

だから、固定客がいたし、売れ筋商品は店頭に並ぶと同時に売り切れていた。

 

シェフの年齢と、お手伝いしていた娘さんの事情で閉店してしまったけれど、今もあの店内の様子を思い出します。

Facebookでははっちゃけた様子を見せる娘さんの接客は、時に不愛想に見えるほど機械的。そのギャップに射抜かれる人も多数いました。

 

今もお元気でしょうか?

お店があった場所には違うお店が入っています。

ちらりと眺めては、ケーキ屋さんのことを考えながら通っています。

 

3.洛匠の草わらびもち

これは今現在、どうなっているのか分からないのですが…。

 

新型コロナウイルスの流行で閉店してしまった京都の清水寺近くにあったお店です。

以前の観光ガイドブックには必ずと言っていいほど掲載されていた有名店。

お店でなくても、百貨店やキオスクには置いてありました。

 

京都大好きさらなりんが一度は本店で頂きたかった商品です。

 

去年、新型コロナウイルスの流行が落ち着いた時期に京都に行ったのですが、その時も見つけることは出来ませんでした。

その後、ネットで情報を探しますが依然として不明です。

 

もうお目にかかれることはないのでしょう。

非常に残念です。

 

まとめ

「まるで不死鳥のように」

そうだったらいいのにな♬

でも、起きてしまったこと過ぎてしまったことは返ってこないのです。

 

友人の経験談をお伝えします。

とてもとても素敵な歌手を応援していました。

複数人で活動していて、テレビ出演もCMに曲が採用されたこともありました。

 

コンサートがあれば友人はご両親を誘って張り切って出かけていました。

大きなホールで、バックバンドを従えて歌う姿は友人の心を捉えて離しませんでした。

 

しかし、彼らは解散してしまいます。

彼らの一人が小さなライブハウスで歌うと聞いて再び出かけますが、そこにはあの大きなホールで歌っていた勇ましさに似た輝かしい姿はなくなってしまっていたそうです。

 

社会人となり、自分で自由にできるお金を持っているのに好きなものを応援できない辛さは堪らない、そうつぶやいていました。

 

だから、今、推せる人がいるなら力いっぱい推す!

それがみんなに贈りたい言葉だそうです。

友人は推せる人がいなくなった悲しみを知っているから、今という時を大切にするそうです。

 

さらなりんは自分が推している和楽器バンドのライブをお誘いしました。

すっかり気に入ってくれて、グッズも購入してくれました。

 

躊躇っている時間はありません。

後悔したくないならば、飛び込んでしまえ!

さらなりんからはこの言葉を贈ります。