さらなりん雑記

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文房具沼の住人 第10話 月光荘画材店

文房具沼の住人シリーズ、以前の話は以下から読めます。

 

saranarin.hatenablog.jp

 

今回もさらなりんが東京出張時に寄っていたお店を紹介します。

銀座にある「月光荘画材店」です。創業1917年なので100年以上経営されています。

歌人でもある与謝野鉄幹・晶子夫妻に縁のあるお店でも有名です。

それよりも「月光荘事件」のほうがはるかにスキャンダルでしょうか…。

事件の事はさておき…。

 

トレードマークは「友を呼ぶホルン」で可愛らしいホルンのマークが商品に印刷等されています。

 

取扱のある商品は画材店なので絵の具や絵筆、パレットやスケッチブック、またそれらを入れるバックとなっています。

しかし、ペンや万年筆などはありません。

文房具?と思われるかもしれませんが、月光荘画材店の商品のスケッチブックを愛用しているのです。

 

スケッチブックは何ていったってマルマンのスケッチブックが有名です。

深い緑?にオレンジの表紙をすぐに思い浮かべることが出来るでしょう。

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月光荘画材店のスケッチブックも一般的な画用紙の厚さ「アツ」はあります。

しかし、「ウス」「ウス点」とスケッチブックにしては少々変わった商品があります。

 

「ウス」「ウス点」は名前の通り、形状はスケッチブックですが紙がスケッチブックより薄いぺらりとしたものとなっています。

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また「ウス点」は1㎝四方に青く薄い点が印刷されており、記入する際の目印になります。

実は「ウス点」は松下電器創業者の松下幸之助氏の依頼で作られたという商品です。

コピーをしても感光しないのでデザイナーさんたちに好評なのだそうです。また、紙が薄いので下に書いたものをトレース出来る便利なものです。

 

さらなりんはこの「ウス点」を使ってアイデア出しをしています。

大きさは大体A4に近いサイズを使っていますが、商品展開としては多様なサイズ展開になっています。表紙の色も鮮やかで色分けして使うのに適していると思います。

 

文房具屋さんとはちょっと違うけれど、親戚関係のような画材屋さん。

目新しいものがあって、刺激されたりして、素敵な出会いに溢れています。

 

オンラインショップもありますが、やっぱり実店舗へお伺いしたい!

壁一面にあったカラフルなスケッチブックは健在かしら?

密かにいつかは「ちびショルダー」をお迎えしたいと思っています。

そんな妄想が止まりません♬

 

銀座と言いますが、歩くにはJRの新橋駅のほうが近いかもしれません。

当時はよく分からなくて、銀座通りをふらふらとさ迷った記憶があります。

懐かしい記憶とともにまた訪れたい店舗です。

 

 

 

月光荘画材店[げっこうそうがざいてん]スケッチブック2F(ウス点・イロ・特アツ)[中 リングノート メモ帳 スクラップブック 水彩紙 デッサン 21×25cm]☆

価格:473円
(2022/1/13 17:00時点)

月光荘画材店

〒104-0061

東京都中央区銀座8丁目7-2 1F・B1F 永寿ビル

11時から19時まで