今週のお題「盛り」
…このお話は個人の趣味嗜好のお話です。
はじめに言います。
さらなりんは「柑橘系」が苦手です。
具体的にはオレンジ、ミカン、レモン…等々、加工されたものなら何とかいけますが、果実に近い状態だと口にできません。
アレルギーというわけではありません。
単なる好き嫌いの問題です。
………。
何故、回りくどい言い回しになっているかと言いますと、最近Twitterで「うまいジュース選手権」なるものを目にしまして、それに連なる様々な記憶が蘇ったのでした。
うまいジュースに取り上げられていた「最優秀賞 金賞 入選…」にあげられた4つの内3つが「柑橘系」です。
飲み物を楽しく選ぶことができません。
「柑橘系」がダメで酒に弱い人間が飲み会に参加となりますとソフトドリンクの選択肢のなさに絶望したものです。
メニュー欄に並ぶ、
「オレンジジュース」
……
「ジンジャーエール」も油断してはいけません。
ちょっとおしゃれにレモンが付いてくることがあるんです。
…避けたのに避けたのに(T_T)とへこむこと多数。
ひたすら「ウーロン茶」、もしくはちょっと良いところで「カルピス」「コーラ」となります。
これに似た現象はファミリーレストランのドリンクバーでもあります。
ホテルのビュッフェでも直面しました。
フレッシュジュース!と強く推しているものの、中身は「オレンジジュース」と「グレープフルーツジュース」だったりします。
おかしい、おかしいよ(´;ω;`)
「アレルギー 21品目」にだって「オレンジ」が入っているのに、選択肢の2つとも「柑橘系」はないでしょう?
(さらなりんはオレンジアレルギーではありません)
おしゃれカフェも油断してはいけません。
着席してすぐに出される「水」、日本のお店のほとんどが無料で提供されるものですが、これが「レモン水」のところがあるのです。
水道水に含まれるカルキが抜けて、美味しい水になるそうです。
…知っていますが、の、飲めねぇ…(´;ω;`)ウッ…
そ、その蛇口から出る水で構わないので、カルキがどうって文句言わないから普通のお水をおくれ…。
それだけ、「オレンジ」は身近な存在なのでしょう。
匂いを嗅いだだけで悲しい気持ちになるというのに、油断ならないそれに飲食店では緊張状態です。
飲むだけではありません、ランチにサラダが付いていて、がっつり「オレンジ」まみれだったことがあり、サラダも油断ならないことを学びました。
本当に衝撃的な光景でした。
ドレッシングに混ぜてあるなら理解できますが、むき身のオレンジがドドーン!ってそれはサラダなのしょうか?(勿論、葉物野菜等一緒でしたが…)
さて、「オレンジ」は口にするものだけとお思いでしょう?
今となっては当たり前のオールインワン化粧品ですが、出始めのころ、10年以上使っていたメーカーからそちらへ浮気したことがありました。
出張も多い時期でしたので、たった一つの化粧品で肌のケアが終わるという素晴らしい商品に心を奪われたのです。
さらなりんが使っていたメーカーはオールインワン化粧品は作らない、ということだったので、仕方のないことでした。
何度かリピートするうちに販売員の方に、一つ上の美容液を勧められました。
「うるおい」「毛穴レス」「くすみレス」、高浸透ビタミンC配合…なんたらかんたら~。
「試しに塗ってみませんか?」
販売員の方はうきうきと手を取り、甲にそのクリームを落とします。
「へぇ~」
肌になじむのを感じながら、何かを感じてさらなりんの顔が固まります。
「爽やかなオレンジの香りが素敵でしょう!」
「へぇー(無理無理無理(ヾノ・∀・`)ムリムリ)」
ただでさえ、苦手な香りなのに、顔に塗るなんてどんな仕打ちなのでしょう?
帰り道、10年以上もお世話になっていた化粧品メーカーの売り場を通りかかりました。
何故、さらなりんはそのメーカーを何の疑問も持たず、使い続けることができたのか?
その疑問はすぐに解けました。
そのメーカーが「無添加」にこだわっていたということです。
「防腐剤」「香料」「合成色素」「石油系界面活性剤」「紫外線吸収剤」を使っていないので、安心して使えていたのです。
当たり前になっていたので、そのありがたみが分かっていなかったのでした。
浮気はいけません。
もう裏切ったりしません!ごめんなさい(m´・ω・`)m
さらなりんがダメだったその商品は現在も大人気で、コスメではかなり評判が良いそうです…。皆さま、さらなりんのかわりに美しい肌を手に入れてくださいませ。
「話は盛って書いてもいいですよ」
という今週のお題です。
どの辺が盛っているかは想像にお任せいたします。
ただ、さらなりんは今も「柑橘系」は苦手です。
それでは。