フジテレビの伝統ある月9、今期は田村由美先生原作の「ミステリと言う勿れ」が菅田将暉さん主演で放送されています。
「ミステリと言う勿れ」はもじゃもじゃ頭がトレードマークの久能整君が独自の見解を語りつつ事件を解決したり、心の棘を溶かしたり、違う見方を教えられる、ミステリードラマでありながらそれだけではない広がりを持つ物語です。
詳しい見解を述べたコラムやブログは毎週のように上がっていますね。
同じものを書いても仕方ないので、ここはさらなりんがただ感じたことを載せておきます。
1.キャストが良い~。
ドラマ化にあたって各局の争奪戦が凄かったと言われていますね。
ミステリーや警察ものとして今までのドラマとはちょっと距離がある作品なので、新しいものを提供する視聴者を引き付けるには充分魅力的なものなのでしょう。
アニメ化よりドラマ化、のほうが合っている内容だと思います。
そして、その為に揃えた役者さんたちがまた良い。
作品のキーとなる人物にはかなり実力がある人たちを集めているようです。
1クール通してだと難しいけれど、1話2話くらいなら出演可能という人もいるのかもしれませんね。
明らかに中心人物になりそうな遠藤憲一さんがたった1話で退場となってしまうあたり、非情!と思いつつも藪さんは遠藤憲一さんでなければならなかったという納得も同居し、視聴者の心を掴んでいます。
永山瑛太さんの役柄も特殊ですが、合っていたように思います。
何より、一瞬分かりませんでした。声を聞いて、あれ?となり顔をよく見ると頬のラインがああ瑛太さんだと確信できました。髪の毛の色が変わっただけで、見分けがつかなくなるまさしくカメレオン。
2.キャスト人に原作へのリスペクトを感じる…。
出演するにあたり、主演の菅田将暉さんは原作を読み込んでマンガの久能整とドラマの久能整のすみ分けを考えたようですね。
確かに紙面から感じるものとテレビ画面から感じるものとでは印象が変わります。
特にバスジャックの話の連続殺人犯は紙面で感じた以上にドラマだと気味悪く背筋が凍るものがありました。役者さんの力も当然の事ながら、映像となった時の影響力を考えさせられます。
原作とすこし久能整の印象を変えている、というのは当たり前なのかもしれません。
原作ファンからすれば、憤りを感じることもあるかもしれませんが、さらなりん的にはOKです。
あと、田村由美先生といえば、ちょっとしたおちゃらけた場面でキャラクターが舌を出すことがあります。
これが再現されていたのはびっくりしました。
台本でどのように指示があったのかちょっと気になります。
まとめ
まだ始まったばかりの月9ドラマですが、見ていないという人は是非見逃し配信などでチェックください。
きっと、久能整君の話に引き込まれてしまいますよ。
それから、原作も今は電子版で1~3巻くらいまで無料で立ち読みができます。
是非是非、田村由美先生のワールドを楽しんでいただきたいです。
というかですね、田村由美先生には本当にお世話になりましたー!
「巴がゆく!」や「BASARA」どんぴしゃ世代です。
とくに「BASARA」は好きだった~。短かったけれどアニメ化もしましたよね。揚羽、良かった~。はい、揚羽派でしたけど、何か?
田村由美先生の絵は瞳の描き方に特徴があると漫画家さんです。得手不得手があるかもしれませんが、ストーリーはそれが気にならないくらい夢中になります。
さらなりんがそうでした!
あなたも如何ですか?