前回のシステム手帳のお話は以下から。
さらなりんはYouTubeで手帳関係の動画を見まくっているのですが、皆、システム手帳を使ってらっしゃる!
さらなりんも欲しい!
そう思って、今回はシステム手帳を手に入れるために革の種類を調べてみました。
その前に、さらなりんはシステム手帳が苦手なのです。
1.リングが邪魔
2.リフィルを入れたり外したりするのが面倒
これじゃシステム手帳と仲良くなんかなれやしない。
諦めて綴じノートにしなさい、そういわれても仕方ないのです。
が。
が、革の手帳に憧れがあります。それが似合うシステム手帳にも。
世の中の猛者には到底なれないけれど、アイテムくらい手に入れてみたい。
そんな気持ちがあるのです。
実は以前、合皮のシステム手帳を手に入れています。
運転免許証を無事にGETできたお祝いに買いました。
そして、今はほとんど開かれることもなく本棚に鎮座しています。
リフィルを揃え、シールを貼ったりして楽しんでいましたが、やっぱりリングが苦手。
でも、革の手帳が欲しい。
こうなりゃ、じっくりと攻めていこうじゃないの、と皮について備忘録的に書いていこうと思います。
革の種類
1.「牛皮」
真っ先に浮かぶのはやはり牛。高級感があり耐久性ありで型崩れもしにくいと良いこと尽くめ。牛の成長具合で革の種類、特性に違いがある。
カーフ 仔牛の革。きめが細かく軽く、傷がつきやすい。
キップ 中牛の革。成牛より繊維が細かく、仔牛より丈夫。
ステア 成牛の革。一般的な素材で部位によって表情に変化がある。
これは牛の成長具合によることも大きいので納得の特性ですね。
2.「馬革」
北フランス産で一部の馬からしか取れない尻部の革。希少性から最高級品。
3.「水牛革」
水に多少強い特性。
4.「豚革」
表面に毛穴が見られる。軽くて摩擦に強く扱いやすい。
5.「爬虫類革」
マス目のような模様が特徴で、高価。
6.「合皮」
リーズナブルでお手入れいらず。気兼ねなく使うことができ本革を再現したものやデザインにこだわったものなど多種多様に展開されている。耐久性に劣るがその分、流行を追うことが出来る。
◇合皮はすでに持っているのでやはりここは「牛皮」が理想でしょうか。
使いきれないことも考えられるので、高価なものに手を出すのには抵抗があります。
7.「ヌメ革」
タンニンを使用してなめされた革の事。革の表情を活かした素材で丈夫だけれど、表面加工はしていないので、引っ搔き傷がつきやすい。お手入れをしながら長く使うことでヌメ革独特のあめ色に変化しシミも傷も目立たなくなる。
なお、使い初めに日光浴をさせるとオイルが染み出し膜を作る。日焼けをすることでツヤの差を埋めることが可能。ただし、直射日光はNG。
◇使う前に、日光浴??
さすが革の取り扱いは違います。
8.「オイルレザー」
なめしや仕上げ時にオイルをしみ込ませている。そのため厚みがあっても柔らかくなり、撥水性により通常の革に比べると水濡れに強い。使うほどにオイルが染み出し、独特の味わいを楽しむことが出来る。長く使えて手触りが滑らかになる。
9.「型押し」
牛革をプレスして表面に模様が付けられた革。主に爬虫類やオーストリッチの代用品。
まとめ
革だから動物の種類が分かればいいのかと思いきや、なめし方やそれ以外にも革の種類があり、革製品の沼具合が半端ありません。
革の醍醐味はその経年変化です。
使用していくに従ってレザー自体や全体の雰囲気が変化していきます。色味が感想や日焼け、油で変わっていき、また、ツヤもおこります。
基本的に初めは硬いですが、次第に柔らかく丸みをおびていく様は愛着が湧いていくことでしょう。
汚れは柔らかい布で乾拭きするくらいで十分と言います。
手に持って使うので革にとって適度な油分はそこから補えるそうです。
水濡れは乾いた布でふき取り、風通しの良いところで干す。その際は直射日光やドライヤーは厳禁です。
高温多湿を避け、風通しが良いところで保管がベスト。
革の特性に合ったクリームを使用し、必ず、目立たないところで試してから全体に塗るようにする。付けすぎ、擦りすぎは染みやくすみの原因になる。
こんなに手がかかるのに、一度はこの手で育ててみたい革製品。
文房具沼の住人であるさらなりんは、システム手帳の表紙を育みたいのかもしれません。
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結果。
扱いやすくって、軽くって、経年変化を楽しめる革ってどれなんでしょう?
手触りもしっとりしているほうがいいかな?
これはやっぱり、実際に手に取るしかないのかもしれません。